1960~1970年代の美容の歴史まとめ

1960年代

平安時代の宮中の女性の流行のヘアスタイルは、「黒くつややかな長い髪」だったらしいわ。いつの時代も人々の美への関心は高いのね。ここでは、1960年代、1970年代の社会情勢と美容ブームの歴史を簡単に振り返るわよ。
  1. 1960年代の社会情勢と美容ブームについて
  2. 1970年代の美容ブームについて

1960年代の社会情勢と美容ブームについて

社会情勢

  • 祝・新幹線開通!移動が便利になった。
  • 東京オリンピック開催で世界から注目が集まる。
  • ビートルズが来日。
  • 第二次世界大戦の敗北の混乱も和らぎ、世界経済が活発化。
  • 女性解放運動により女性の転換期。
  • マリークアントルージュがミニスカートを発表。
  • 代表的なものとして「ツィギー」「ショートカット」が大流行。

美容ブーム

  • 日本も少しづつ豊かになり、女性がパーマをかけることが普通になり、 大人の女性はパーマスタイルがステータスとなった。
  • パーマの後のアミカーラを巻いてセット。
  • 後半にはミニスカートのブームにより、サッスーンカットが日本にも到来。

ツィギー可愛いわよね!!
ミニスカートも短く切った髪の毛も今の時代では珍しくないけれど、
ツィギーがしたそのスタイルが、当時の女性解放の象徴でもあったのね。ユニセックスという言葉もよく使うけれど、ジェンダー論を語る上でもファッションは切っても切れぬ存在なのかしらね。

1970年代の社会情勢と美容ブームについて

社会情勢

  • 急速な経済成長の中、若者による思想的な事件も多数勃発。
    (淀号ハイジャック事件、浅間山山荘事件など)
  • 第一次オイルショックがあり、国民がパニック。
  • ベトナム戦争終結

美容ブーム

  • ヒッピー文化が定着。
  • パンタロンパンツなど様々なファッションとともに、 南沙織のサラサラロングヘアやサーファーヘアが流行する。
  • 後半にはキャンディーズの伊藤蘭のヘアスタイルが人気となる。
  • フィギュアスケート選手のグラボブも人気の一つ。
ちなみにグラボブとは、襟足との狭い範囲で段差をつけたスタイルよ。 丸みのあるシルエットとまとまり感のある毛先のスタイルが特徴なの。

まとめ

第二次世界大戦が終わり世界的に経済が発展したことで、男女関係なくお洒落を楽しめるようになってきたわよね。今では当たり前になったハンサムショートも、この時代があってこそじゃないかしら?パンタロンパンツなんて、今でもアツいスタイルだし履きこなせたらすっごくスマートよね。

私も髪をバッサリ切ってお気に入りのスカートを履いて…とびきりお洒落してお出かけしよーっと!

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