それくらい簡単で、悩みもなければどんなに楽か…。やっぱり髪の毛に薬剤を入れると言うのはリスクも伴います。まずはこの回で重要なWカラーについて学んでいきましょう。
Wカラーとは、ブリーチ(脱色)+カラー(染色)という施術を2回するので「W」という名前がついています。通常のヘアカラーは脱色しながら染色もするので、色味に限界があります。しかしWカラーは一回目のブリーチで黒髪の色素を除去したあとに希望の色をいれるため、透明感のある髪色になるのです。今までのカラーとはちょっと違う、自由な髪色に挑戦できるようになったのです。
そうですね、もしかしたらぽーちゃんの髪の毛も傷んでいる可能性はあります。でもこんなにいいこともあるんですよ。さっそく見てみましょう。
メリット
Wカラーのメリットはなんて言ったって、その透明感にあります。脱色なしで染めるのももちろん素敵ですが、やっぱり鮮やかな赤や青にしたいとなるとブリーチはマストでしょう。脱色なしがダークカラーのような落ち着いた雰囲気に、ブリーチはパステルやビビッドといった鮮やかな印象になります。
他にも、髪の毛ひと束ずつ色が違うユニコーンカラーや、今はやりの鬼滅カラーなんて言いますけど、やっぱりブリーチがあってこその色味です。自分の好きなキャラクターと同じ髪色にできるなんて、幸せですよね。
ブリーチの回数を重ねれば重ねるほど、髪の毛は白くしろーくなっていきます。理想の髪の毛に近づくことはできますが、こんなデメリットも…。
デメリット
脱色剤(ブリーチ)はかなり頭皮に負担がかかる薬剤です。頭皮にしみることもあり、苦手な人も多いのでは?セルフブリーチして皮膚が荒れたり…なんてこともあるかもしれません。最近はケアブリーチ剤を置いてある美容室も多いので、美容師さんに相談してみるのもいいですね。
次にあげられるのは髪の毛自体が傷んでしまうこと。何度もブリーチを繰り返していると、だんだん髪に耐性がなくなってきて、ぶちぶちと切れてしまうことも。そうなると一旦ヘアカラーはおやすみして、新しい髪の毛が生えてくるまで待たないといけません。
これ以外にも、カラーがすぐに落ちてしまったり、美容室での施術時間がかなりかかるということもあります。ブリーチ後の染色は自宅でのアフターケアが特に大切です。せっかく染めたのに1ヶ月もたずに…なんてこともあるかもしれません。
そんなにビクビクしなくても大丈夫ですよ。確かにブリーチの回数を重ねるのはハイリスクですが、自分の綺麗になりたい欲を押さえつけるのもダメですから。たまにするくらいがちょうどいいんです。特にぽーちゃんは今のままでも十分にかわいいですから、自信持って!