子供達のカット塾、ジュニアヘアドレッサーズスクールの総会が開催されました。
2022年度の事業報告と活動計算書の確認などを行い、理事長や監事、その他の参加者とともに昨年度のJHSの振り返りを行いました。今年に入って勢いが増したのが、子供達のスクール風景をアップしているTikTok、InstaなどのSNS関係です。
「ぽりかねっと」でも何度かお伝えしていますが、2023年6月8日現在でTikTokフォロワー数が8,938人、動画再生数が870万回となっています。黙々と子供達がカットをしている姿を掲載しているだけなのですが、それでもたくさんの方から「こんな塾通いたい」「私の県にもないんですか」などといった声が全国から届いています。美容業界に憧れる子供達の多さを日々実感しますし、美容師さんのお仕事ってとても人気なんだなと再確認できてなんだか幸せなんです。
【JHSのTikTokはこちらから】→https://www.tiktok.com/@jhs___2008
【JHSのInstagramはこちらから】→https://www.instagram.com/jhs_yukuhashi/
TikTokは二年前から始めたんですが、最近では世界中からコメントが届き、「私の国にもこんな練習方法があればいい」「すばらしい練習方法だ」といった「ポリカ教育システム」についての感想をいただくことも増えました。
東大や筑波大の科学的見地からも認められているこの教育システムですが、いつか世界中の美容師になりたい人たちの手助けになる日がくるのではないかと本気で考えています。
事業報告などが済んだあとに話題としてあがったのが、美容業界において効率化を意識する人が少ない問題についてでした。美容業界は1プレーヤーとしての考え方しかできない人が多く、それが美容教育の効率化、サロンワークの効率化、労働環境の改善を妨げているんだそうです。
美容師は忙しいから長時間労働が「あたりまえ」。休みがないのが「あたりまえ」。他の業界だったら「あたりまえ」ではすまないあれやこれやを良しとしてしまっているので、何事も改善をする必要性を感じない人が多い。超少子高齢化社会に突入していき、労働者不足のこの時代、業務改善も必須なのに、そんな考えはナンセンスです。
JHSを通じて子供達でもヘアスタイルを作れるということが証明されています。ポリカ教育システムで学ぶことにより、効率的に美容の基礎技術を習得することができるということです。
全国のサロンで教育に悩んんでいる人たちがたくさんいます。美容専門学校で教員によって教え方が統一できずに悩んでいる先生・生徒たちもたくさんいます。個人の感性、感覚だけでは効率的に教えることはできないのです。これくらい、だいたいこんな感じ、そういった抽象的なことではなく、具体的にどうすればいいか言語化が必要です。この考え方をどう伝えれば多くの美容師さんに理解してもらえるか。これが私たちの今後の課題となります。
早いもので、今年度も始まって3ヶ月目に突入してしまいましたが、NPO法人ジュニアヘアドレッサーズスクールを応援してくださる、NPOの協賛企業のみなさま、正会員のみなさま、SNSでコメントをくださる多くのみなさまの声を力に変えて、今後も子供達の夢を叶える架け橋となるように、また美容技術の基礎の統一と教育効率化の重要さについて、発信していきたいと思います。
ジュニアヘアドレッサーズスクールは子供達の夢を叶える応援をしてくださる協賛企業様、スクール運営をしたいサロンオーナー様を募集しております。一緒により良い美容業界を作りませんか?
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