美容師が知るべき法則・技術・感性、感覚とは
美容師が知るべき「絶対法則」3×4の法則
- スライス線上に引き出したパネルをねじらずに作業すること。
- 引き出したパネルを「上」「下」で作業すると、出来上がる形状が変化すること。
- 引き出したパネルの位置を固定し、足の移動、重心移動して作業すると、出来上がる形状が変化すること。
美容師の技術は、身体全体を使って作業することだと知ろう
- パネルを引き出し作業する際には、身体と作業面の距離が最も作業に適している位置があります。その位置を見つけ出し、身体に覚えさせること。
- 作業に必要な「目」「足の位置、動き」「肩」「肘」の位置、「手首」「指」の使い方を「絶対距離」を保つために習得し、反復練習して下さい。
〈例として スポーツでは〉ボールをける、打つ、投げるなどでも最適な位置を探し、足・腰を動かします。さらに身体全体を同時に機能させて行動します。
美容師の感性、感覚について
雑誌の中のヘアスタイルをコピーしようとするのは無駄です。参考にしましょう。
〈理由〉
- 写真の中の人とは、全てが違います。
(顔立ち、雰囲気、髪の量、髪の太さ、髪の流れなど)
- 参考にした場合、仕上がりが30%でも40%でも50%でも、納得はできますが、「このスタイルを作りたい」と考えたり、先輩に教えてもらった場合、100%が必要です。
ちょっとでも違うと「できていない」になります。簡単に言うと、できる訳がないのです。人それぞれ、感性、感覚が違うので、違って当たり前です。
ゴッホ・シャガール・ピカソ→本人が描いた本物の作品は何十億の価値で評価されます。
ゴッホの偽物・シャガールの偽物・ピカソ偽物→大変よく似せた絵画でも価値は0円に近いです。価値がありませんし、評価されません。
では、自分の感性、感覚、個性を生かして作品を作った場合どうでしょう。それが有名な作品を参考にして作ったとしても、その作品の価値は高くなる可能性があります。このことからも作品を参考にして、自身の感性、感覚、個性を磨いた方が楽しいし、価値も高まるのです。その人らしさがとても重要です。
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