美容師の本質とは何か

コピーからの脱却を

美容室並びに美容師は今、大きな岐路に立っています。

永年ヘア雑誌に掲載されているモデルさんの髪型をコピーすることがお客様に喜んでいただけると考えて、一生懸命時間を掛けてコピーしても、顔も髪質も全てが違うのでモデルさんのようになるはずがありません。不可能なことなのです。

不可能なことを目指しているので自己満足で終わっていたり、自信を無くして美容師という職業を嫌いになっている現実があります。

コピーは何の価値も生まないことは、現実の社会にもたくさんあります。
絵画を例に出すと、ゴッホやピカソが描いた絵は何十億の値段がつきますが、どんなに良く真似てもほとんど何の価値も生みません。

是非コピーからの脱却を目指して下さい。
あなたにはあなたの良さがあるので、自信を持って仕事をしてほしいと願います。
きっと仕事が楽しくなり、美容師になって良かったと思える日がきます。
美容師の仕事は人間産業ですから、人間力を磨いて下さい。

美容師に求められているもの

「PORICA(ポリカ)」を開発して8年、世界6カ国で特許も取得しました。
日本国内はもちろん、韓国、中国、台湾など海外でも美容師の原理原則を指導してきました。

その中で感じた世界共通の問題点は、目まぐるしく変化する流行のヘアスタイルにばかり注目して、
“日常生活の中で手入れがしやすく、きれいなままキープできるヘアスタイルをお客様に提供する”という本来の目的を忘れてしまったことです。

華やかな技術にばかり目がいき、基礎を疎かにしたことで教えることができなくなり、
新人が基礎技術を習得する機会を失ってしまいました。
基礎技術さえしっかり習得できていれば、あとは美容師それぞれの感性感覚、センスで自由にアレンジできます。

私達美容師に求められているのは、お客様が日々の生活の中で満足するヘアスタイルを提供することであり、インスタ映えするヘアスタイルや雑誌のヘアスタイルをそのまま提供することではないはずです。

希望のヘアスタイルを参考にして、そのお客様に似合ったヘアスタイルを提案することで、お客様はあなたに対し、親切な美容師さんと感じてくれるのではないでしょうか。

今一度、自分の目指すところはどこなのか・・・
美容師の本質を見つめ直してみてはいかがでしょうか。

ZERO美容室

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