カッティングペーパー〜正しい位置の理解と習得ができる”紙”〜

⑶カッティングペーパー

前回はポリカの⑴黒板パネル・⑵シルエットスポンジをご紹介しました。
今回は⑶カッティングペーパーの説明からスタートします。

カッティングペーパーは和紙でできていますので、ハサミを傷めることはありません。

紙を切るときにパネルがねじれていると紙がよれるので、足の立ち位置や肘が開いているなど、自分の身体の使い方の問題点が見えてきます。
よって、身体の使い方を修正しやすくなります。

教育担当者もその人の問題を発見しやすくなり
習う側・指導する側ともに、問題を短時間で修正できます。

カットの練習を難しいと悩む人が多いのですが、なぜ難しいかというと、
パネルを無意識にねじって切っているからです。
ねじって切るとシルエットがガタガタになります。

今までの美容業界では、一つ一つのヘアスタイルの作り方を指導するのが当たり前のように行われてきました。
そのような基礎・基本のない教え方をされてきた人達がまた同じように指導するので
教え方は人それぞれで千差万別になり、習う側は戸惑ってしまいます。
結果的にカットは難しいとなるのです。

カットの原理原則がわかると、ヘアスタイルを作ることが非常に簡単になります。
ヘアスタイルはカットとブロー、アイロン、パーマ、スタイリング剤などで作り上げていくのです。
カットはヘアスタイルのベース作りだと理解できると良いと思います。
最後に一言、「パネルをねじらないで切れるようになりましょう。」

カッティングペーパー使用イメージ

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