美容師の原理原則

今の美容業界には基礎が見当たらない

なぜ、私達の美容業界は完成した「ヘアスタイル」を基準にするのか?多いに疑問を持っています。

第2次世界大戦でアメリカに敗れ、アメリカ文化が日本に大量に押しよせてきて、洋風ファッションに染まり、イギリスのヘアスタイルや洋画の中の「ヘアスタイル」に憧れていた時代は、とうの昔に終わっています。
今、中国を始めとしてアジア各国は著しく成長してアジアの文化が欧米に向かっている現在、私達の美容業界の「ヘアスタイル」信仰ともいうべきものがよく理解できません。

SNSなどの情報の量や質は過去とは比べようがない程に進化し、情報は瞬時に世界に広がります。
心理学のマズローの5段階の最終欲求である「自己実現の欲求」を消費者は渇望していると思いませんか?

流行りの「ヘアスタイル」をまねるのではなく、一人のお客様をきれいに仕上げる技術へと進化すべきです。ヘアスタイル作りの原理原則に従って基礎・基本を身に付ける必要が生じています。

「まね」は価値を生みませんが原理原則は価値が生じます。

家づくりを例に出すと、基礎や柱の大きさは目には見えませんが、大変重要な役割を持っています。
これらがしっかりしていないと、災害時に家はすぐに壊れてしまいます。
いくら外装だけかっこよくしても、災害時に役に立たないようでは意味がありません。
見てくれだけで中身なしですよね!

今こそ業界をあげて、本物志向に目覚める時ではないでしょうか‼
今まで耳にタコができる程、本物の時代だとか言っていましたが、口先だけの本物志向でした。
もう甘えは通用しない時代です。

美容師の原理原則に向かってチャレンジしましょう‼
日本発、アジアへ!世界へ!

JHS指導風景

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。