私の自己紹介は省きますが、現役の美容師です。
今、美容師の技術を将来美容師を目指す子供達に教えています。
下は小学3年生から上は高校1年生まで、18名の生徒がいます。
YouTube(ジュニアヘアドレッサーズスクールで検索)で見れますので、是非参考にしてください。
では、なぜ小学生が本当にカットできるのか?
疑問を持たれる方が多いでしょうから説明していきます。
美容技術の習得において大事な点を3つ挙げます。
①足の動きが一番重要です。ステップで足の動きを覚えさせます。②腰の動きです。③肘の使い方を細かく注意します。
これまでの美容業界の常識では肘を大きく開くことを教えられてきました。
その身体の使い方は美容技術を学ぶ際、技術をとても難しくしてきました。
肘の開閉の違い、たったそれだけですが、技術を学ぶうえで大きな問題なのです。
YouTubeを見ていただけたらわかると思いますが
小さな子供達が自然体で髪やペーパー、ニットパネルを切っています。
皆さんは身体の使い方の重要性を教えてもらえていなかっただけなのです。
多くの人はこの考え方を拒絶しますが、子供達の立ち姿やハサミの使い方を見ればわかりますよね。
しかし、美容業界は体質が古いので変革を受け付けないのです。
先輩達は苦労や我慢を重ねて技術を習得しているので、そんなに簡単に美容師の技術を習得されると立場がなくなるのと、再度学ぶ勇気とプライドが変革の邪魔をしているのだと考えられます。
美容技術のすべては足→腰→肘→手の順にマスターしていくと基礎が見えてきます。明日からやってみてください。